1-3月は引っ越しシーズン。1年で最も引っ越しが多いシーズンです。
賃貸マンションの引っ越しは初期費用が高くてきついなーと思ったことはありませんか?
今回は僕の体験談を踏まえ、賃貸マンションの初期費用を値下げする方法を記事にしていきます。
初期費用の仲介手数料は0.5か月までは簡単に下げれる!
先に結論を書きますが、見積もりを取ったとき、仲介会社による仲介手数料は1か月分になっていませんか?
もしそうなっていたら0.5か月分以下に下げれますよ!
理由はカンタン!宅建業法で決められているからです。
宅建業法第46条では、宅建業者の代理・媒介に関して受けることのできる報酬の額、すなわち仲介手数料について規定しています。
それによると、報酬は国土交通大臣によって定められ、その額を超えて報酬を受けてはならないとされています。
賃貸の場合の仲介手数料は、国土交通省の告示によって上限額が決められています。
極めてシンプルに賃貸料の1カ月分(貸主・借主合わせて1か月)を税抜き報酬額の上限としています。共益費や敷金などは対象に含みません。
また、賃貸の場合は、借主・貸主からそれぞれ受け取る仲介手数料は、双方の承諾が得られない限り半月分の賃貸料を超えてはならないとされています。
従来は「借主が仲介手数料を負担する」という賃貸契約になっていて貸主は仲介手数料を負担しないことが多かったのですが、最近は借主の負担を少なくする不動産会社も増えています。
上記のことから仲介手数料は、0.5か月まで。1か月以上の見積もりが出てきたら交渉してみましょう。
僕は、実際に交渉した結果・・・あっさり値引きされました。
交渉内容は電話でこんな風に伝えました。
僕:「初期費用の見積もりに仲介手数料1か月分が記載されているんですが、0.5か月分になりませんか?宅建業法では0.5か月までしかとってはいけないとあると思うのですが。」
担当者:「あぁ・・・。一度上司に確認してみます」
そして翌日に来たメールがこちら。

見事値下げに成功しました!
他にもある値下げできるポイント!
不動産業界にはまだまだぼったくりがあるという話を方々から聞きます。
ぼったくりの対象になる費用は次の通り
- かぎ交換
- 清掃費
- 火災保険
- 保証会社への初期費用
- 書類作成費
このうち、借主が清掃費や書類作成費を払う必要はありません。0円にしてもらいましょう。
保証会社の初期費用は、家賃の50%以下。それ以上の場合は交渉。
火災保険は2年で5,000円から15,000円が相場。それ以上の場合は交渉しましょう。
交渉に気が引ける場合
交渉するのは気が引けるという方もいらっしゃるかもしれません。
僕もそうだったので気持ちはわかります。
気持ちよく入居したいし、トラブルや嫌な気持ちを少しでも抱えたくないと思うかもしれません。
そういった時は、「一度言うだけ言ってみよう。うまく行かなかったらしょうがない。」という精神で、最初から期待しないモードで交渉してみましょう。
ダメでもともと。うまく行ったらラッキーという感じで。
僕も、言うのをためらっていたのですが、実際に下がった今思うのは「言うだけ言ってみてよかった」という気持ちです。
少しだけ勇気を出して行動してみましょう。
参考になれば幸いです。