エッセイ

困ったときは、「助けて」と言ってよい社会

NPO運営していた時、メンバーが緊急入院したということで、お見舞金ポルカ(フレンドファンディング)をやりました。

その時のポルカで思ったことがあるのでそれを少しまとめます。

今、クラウドファンディングのような資金調達方法は社会に浸透しつつあります。

これらの多くは、「夢をかなえたい人の企画を夢を応援したい人が支援する」=夢をかなえることに使われていると思います。

それはそれでもちろんいいのですが、僕はどちらかというと、「困っている人が声をあげて、助けたい人や支えになりたい人が支援する」ことにもっと使われてもよいのではと思っています。

NPOには定期的に読者の声が寄せられます。

その声に耳を傾けてみると、経済的に困っているけど、それを言葉にしたり、寄付してもらうのは気が引ける、恥ずかしいからできない・・・と思っている人は少なからずいるように感じます。

でも、本当に困っているなら、そんなこと気にせず、「助けて」って言っていいんだよ、きっと助けてくれる人はいるよと思います。

あそこのNPO団体がクラファンやって、困っている人の入院費や治療費を集めたらしい、じゃあ私も、今困っているから、試しにやってみようかな。。。

そんな風に誰かのきっかけになればいいと思いました。

クラファンには賛否両論あります。僕はこう思っていますが、みなさんの中でクラファンに対して別の考えがあるかもしれません。

でもこれだけは言いたいし、それを今後も証明し続けたい。

「本当に困っているなら、「助けて」って言っていいんだよ、きっと助けてくれる人はいるよ。」