フリーランスや個人事業主は会社員と違って老後の経済面は自分で守らなければならない。
私もその一人で、今から老後を安心して暮らせるように準備していかなければと思う。
この記事を書いている現在の私は42歳だが、人生100年時代と言われる社会で、これまでのように65歳定年退職し、その後無職になるというのはほぼありえないだろう。実際私の父親は65歳を超えても働いている。
そんな中、今からできる準備についてしっかり考え行動していきたい。
老後、生活費はいくらかかるのか?
老後に必要なお金を考える上で一番見通せないのが生活費はいくら掛かるのかということだ。
- 自分は持ち家なのか、ずっと賃貸なのか、老人ホームに入るのか。
- 医療費や介護費用はどれくらいかかるのか?
- それ以外にかかる支出は何があるのか?
いまのところ、私は主にこの3点が不安だ。
一旦、仮説で、老後2,000万円で発表された平均的な数値を引用しよう。

これで見ると、平均して毎月の支出は263,717円になる。
一方で個人事業主が受け取る年金は平均で月額55,244円(平成27年度国民年金の老齢年金)。
この差分となる約20万円を、貯金しておくか資産運用で収入として得られる状態にしておくかが老後対策となる。
毎月20万円をどう埋めるか、、、これが鍵となる。
資産運用せずに、貯蓄だけで老後を迎える
70歳まで働き、それ以降無職となり95歳まで生きるとすると、20万円×12ヶ月×25年=6,000万円の貯蓄が必要だ。
これはかなり高い数値となる。実際、6,000万円貯蓄して老後を迎えるヒトがどれだけいるだろうか、10%もいないだろう。
資産運用+貯蓄で老後を暮らす
6000万円貯金するよりは、資産運用でインカムを増やせるようにしておくのが、現実的な選択肢ではないかと考える。
その際、iDeCoやつみたてNISAなど節税メリットがある投資はもちろんだが、ある程度リスクとって運用する資産運用も検討したい。
ハイリスク・ハイリターン運用といえば、不動産投資、FX、株式、仮想通貨あたり。
これらは素人が運用すると基本的に損をするが、最初は少額で始め、しっかり経験を積み技術を学べば、プラスで運用することができ、年利7-15%の利回りも期待できるだろう。
仮に、資金2,000万円を月利1%で運用できれば、必要な月額20万円はまかなえる。
老後までに資産2,000万円、月利1%(年利12%)の運用技術を手に入れる・・・。自分で生計をたてるフリーランス・個人事業主ならこのレベルは努力次第では達成できるのではないかと思う。
私はこのラインを「老後を、経済面で安心して暮らせる状態」として、2020年1月から本格的に取り組んできている。
参考にしたWeb記事
個人事業主がもらえる年金額について
〈個人事業主の年金〉 ①個人事業主の年金は少ない?老後の安定が欲しい!
老後2000万円問題のデータについて
本当に足りない?老後2000万円問題の真相と今からできる資産形成
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