フリーランスという職業は「自分との闘いである」と思うことがよくありますs。
「自己規律」とでもいうべきでしょうか・・・。
どんなフリーランスだってほぼ間違いなく自分を甘やかしてしまう時期があるのではないでしょうか。
「重要だけど今すぐやらなくていいこと」をつい後回しにしてダラダラしてしまう・・・。
その日の気分によって仕事せずずっとベッドでYouTubeみたり、ゲームして過ごしてしまう・・・。
フリーランスを続けている人ならだれでも1度は経験しているのではないでしょうか。
僕はこのダラダラしてしまう期間がとても長かった。3年くらいは自己コントロールできずに苦しんでいました。
この間考えてきたこと、やってきたことをここで一度まとめておこうと思う。
- フリーランスになって独立したはいいが、さぼり癖がついてしまった
- 自分に甘い。そしてそんな自分が嫌だ。自己嫌悪で苦しんでいる
- 誰とも会話することなく1日が終わってしまうことがある。孤独を感じてる
そんな僕自身と似たような体験をしたことがある人に送ります。
生活費に困らなかったフリーランスなりたての頃
僕は会社員を10年勤め、その後フリーランスとなりました。(法人格にはしているが実質はフリーランスのようなもの)
これまで猛烈に働いてきたので貯金はそこそこ貯まっていました。(使う暇がなかった)
その額は今すぐ仕事をしなくても数年は生活できるほどでした。
しかしこれが良くなかった。
当時の僕は「今すぐ頑張らなくて生活には困らない。なのでゆっくりやろう」と思い、焦りは特になく必要最低限の仕事しかしませんでした。
一日3時間×週2-3日くらいしか働かなった。
朝起きて、YouTubeや動画サイトをチェックして気に入った番組が見つかると夕方までそれを見る。
夕食をとって、風呂に入ってまた動画をみるかゲームをして1日が終わるという日々が続いたことも多々ありました。
「まだ大丈夫まだ大丈夫」と思ってやり過ごしていました。
今思うと、当時の僕は「働く理由=お金の為」としか考えていなかったのかもしれません。
生活できるお金があるから働かなくてもよい。
このような思考でした。
いつでもできるはそのうちできなくなるから注意
フリーランスになるまでは猛烈に働いていました。
いろんなプロジェクトを立ち上げ、成功させてきたと思います。
その過程では失敗もしてきたし、仕事がとても辛い時もありました。
しかしそれを乗り越えたという自信もありました。
その自信からか、「本気を出せばいつでもまた成功できる」と思っていました。
しかし、それは過去の栄光であって、時代は常に変化しています。
スポーツ選手の毎日の練習と同じようにビジネスパーソンも常に磨き続けなければどんどん武器はさびていきます。
長期間のダラダラした生活はこれまで磨いてきた武器を錆びさせるだけでした。
このまま終わるのはイヤだという思いと貯金が無くなってきた現実
ほぼ何もしなかった月日はあっという間に過ぎ去っていきました。
堕落した自分が嫌で嫌でしょうがなかった。
しかし堕落した自分からはもはや「これがやりたい!」ということがなかなか湧いてこなかった。
30代後半にして自分は枯れてしまったのかな?
そう思う日々が続きました。
貯金もさすがに減ってきてもうこんな自分でいるのは限界だと思うようになってきました。
とにかく行動しようと決めた2018年元旦
2014年11月にフリーランスになってから2017年12月まで約3年2か月の間、自分にOKが出せなかった。
そんな自分が嫌で2018年1月には、
「とにかくなんでもいいから行動しよう!行動量を増やそう!」
と思うようになった。
それから約半年。
あの頃のように朝起きて、動画サイトで番組をみて1日が終わるという事はなくなった。
SNSやブログで情報発信するようになったし、オンラインサロンに入ったり、イベントに参加するなどいろんな人と出会い、前よりは忙しく充実した日々を送れるようになりました。
なぜ変わることができたのか?
正直、2017年年末ごろはこのまま自分は堕落した生活から変われずに、衰退の一途をたどるのではないかと不安になっていました。
変わることができたのは、自分の中に生まれた危機感と、共に頑張ろうと励ましあいながら行動を共にする友人たちのおかげです。
人は一人だと何もできないことに気付かされました。
継続して頑張るためにはこれまでと環境を変えることが必要です。
もし今フリーランスでほぼ一人で作業をしていたり、孤独を感じながら生きている人は
なるべく一緒に頑張れる環境にとびこんだ方がいいでしょう。
自分一人では思いつかないことや行動が新たに生まれることと思います。
また、過度な焦りは不要だが「健全なる危機感」は常にもち、常に謙虚に、目の前の仕事に取り組むことが大事。
今はそういった環境が整いやすい時代です。
自ら一歩前に進んでいこう。
僕もまだ道半ばで何も成し遂げていないが、千里の道も一歩から。
何事も最初の一歩を踏み出すことから始まるのだと信じて今日も少し前進していきます。